タイムマシンにおねがい


コズミックサーフィンとジギースターダスト ( プラスティック! )

 日本の音楽シーンはおもしろい。もう昔懐かしいバンドになってしまったが、「君がいるだけで」「浪漫飛行」の米米クラブもその一つだ。
彼らは絵描き、美術志望で、文化学院に通っていて、その仲間で、遊びでバンドを始めた。皆、楽器など弾けるものはいなかったというのだ。まるで、「さよなら人類」の「たま」のようだ

 それから三年「米米WAR」などで、スター街道をひた走るわけだけど。そんなものなのだろう。
YMOのメンバーのように、音楽一筋の人もいれば、素人同然のやからが、一気にメジャーの仲間入りという面々もいるのですね。運の有る無しだけなのかな?面子が良かったのかな?


デビッドボーイは、SF好きの少年であった、誕生日プレゼントのアルトサックスをおもちゃにして育つ。
これは、ジョンコルトレーンなどのジャズ好きの 父からの贈り物。
彼はアートスクール中退である。まあ普通の高校のようなものだが。彼はバンドを組み、ライブ活動の虜となる。着々とチャンスを探ってゆく。

「ジギースターダスト」まで紆余曲折はあった。アンデイウォホールやボブディランの影響。また、当時英国のアイドルだった、ジミヘンドリクスの影響は絶大であった。それと、グラムロックのライバルである、 T.REX(ティラノザウルス・レックス)の存在も、彼のSF好きをくすぐった。

彼の本名はジョーンズという。SF小説ハイラインの「スターマン・ジョーンズ」 を参考に、ボーイは「スターマン」という名曲を作り、ジミの1970年の死を悼み、ジミをジギーに変え、1972年「ジギースターダスト」を出し、スター街道を驀進することとなる。

「ジギースターダスト」は名曲の嵐であり、そのイメージの創出は凄まじいものがある。「スター」という歌の中に「タイガー」も出てくるのだが、その曲の流れ方は 宇宙的なスピード感がある。
ほとんどの若者が脳髄まで刺激を受けるはずである。


「2001年宇宙の旅」の影響を受けて、「スペースオディティ」でデビュー以来、SFが彼の根源だった。
なかなか、ボーイのようなコズミックなミュージシャンは少ないですが。惜しかったのが、ティラノザウルス・REXのマークボランでした。このT.REX は、かなり、宇宙色濃かったんです。火星の歌が3曲ほど、あったんです。彼は1977年バンド仲間とミニクーパーに同乗中、激突死してしまう!


1960年代は、アメリカンニューシネマ、フランスのヌーベルバーグ というすごい映画の数々が生まれ、音楽では、ビートルズ、ボブディラン、ジミヘンドリクスとかが、燃え切った年代であり、そのフィナーレとして、 「2001年宇宙の旅」があったんです。70年代は、グラムロックのD.ボーイとT.REXで始まり、パンクロックが燃え尽きて終わる・・!
僕としては、惜しいと思うバンドが「YES」でした。「こわれもの」と「危機」は名盤でした。 もし、彼らが、次第に宇宙空間に飛来し出していたら、かなり、すごい、コズミックなバンドと成りうる可能性のあったバンド でした。もし、もっと宇宙的だったなら、僕は彼らをかなり絶賛したはずなんです。

日本ではYMOのファーストアルバムが好きで、特に「シムーン」や「コズミックサーフィン」が僕のアート心をくすぐります。
ここから、コズミックの言葉をいただいた位ですから。特にイメージが沸き起こると言う事に関しては、YMOのファーストが日本一でした。
それで、僕ことジギーはここに基盤を置いたのです。ボーイの「ジギースターダスト」とYMOのファーストの「コズミックサーフィン」です。
今回、懐かしさを込めて、サディステイックミカバンドの「タイムマシンにおねがい」を原題に使いましたが、僕のお気に入りも、もうすでに、
遠い昔の時間の世界に置かれてしまったのだな〜と思い、これはタイムマシンに乗ってでも、お若い方々にも聴いて欲しいものだという意味です。
多くのアーチストは夭折する方々も多いです。しかし、まだまだ、この世に未練のあるうちは、表現し続けなければなりません。
音楽のイメージの力を借りてでも、絵画表現を続けていきたいと思います。




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